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ミンホとジソンは、お互いに全く、これっぽっちも気が合わなかった。それは中学中の誰もが知っていることだった。あらゆることで競い合い、どんな些細なことでも言い争い、喧嘩せずに一緒にいられることは滅多になかった。だから、放課後にボクシングジムで親睦試合をしようとミンホがジソンを挑発したとき、どちらもそれが特別なことだとは思わなかった。
「負けても後悔するなよ」
ジソンが言った。
「俺に勝ててから言え」
ミンホが返した。
試合は押し合いや組み合い、口論の連続だった。二人が気づかなかったのは、ある女子生徒が遠くから彼らを観察し、写真を撮っていたことだ。彼女は二人が敵同士だとは知らなかった。彼女の視点からは、ただ二人の少年が放課後を一緒に過ごし、怪しいほど何度も距離が近づいているように見えただけだった。
その日の夜、彼女はその写真をSNSにアップした。
そして翌朝には、学校中の生徒がそれを見ていた。
登校してすぐに、彼は何かおかしいことに気づいた。自分が見られているからではなく、噂がいつもより速いスピードで広まっているように感じたからだ。廊下を歩くたびに、同じ話題について話している会話の断片が耳に入ってきた。
「本当に、二人ともお似合いだと思うよ」
「顔を突き合わせてる写真があるんだよ」
「でも、あの二人って犬猿の仲じゃなかったっけ?一体どういうこと?」
ミンホは廊下を歩きながら、そんな噂を耳にしていた。好奇心からスマホを確認すると、至る所に写真が溢れており、中にはハートで加工されたものまであった。
ミンホは短く鼻で笑った。人々は本当に暇すぎる。
彼は大して気にせずスマホをしまった。そのとき、廊下の向こう側にジソンの姿が見えた。彼が不機嫌であることに気づくのに、天才である必要はなかった。いつもより足早に歩き、話しかけてくる誰をも無視しているようだった。
ミンホはジソンが目の前で止まるのを待ち、いつもより余裕のある様子で片方の眉を上げると、皮肉たっぷりに言い放った。
「何か問題でもあるのか、坊や?」
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